キャビテーション(家庭用)を自宅でするなら知っておきたいその効果と安いエステ
一度でもエステに行ってキャビテーションを受けた経験があれば脂肪が落ちる事を知っているので、自宅でキャビテーションをやりたいと思うのも無理はない話です。
またエステに行きたいけど費用の面で自宅でキャビテーションが出来ないか?と考える人もいるでしょう。
実際に自宅で出来るキャビテーションの家庭用機器は通販でも色々と販売されています。
しかし市販品で自宅で出来るとはいえ、実際にキャビテーションを自宅でとなると、どの機器を選べば良いか迷うはずです。
そんな時はキャビテーションの原理を知り比較すれば、どの家庭用機器が効果的か理論的に知る事ができ、それがキャビテーションの家庭用機器を選ぶ目安にもなります。
誰もが家庭用とはいえキャビテーションの効果が高い機器を使いたいはずです。
そこで、自宅でキャビテーションをやりたいと思っている人が知っておいた方が良いことを簡単に解説していきます。
キャビテーションを自宅でやりたい
体型が気になりだすと最初に気になるのが脂肪とセルライトです。
特にセルライトを自分で何とかするのはなかなか難しく、エステに行くのもセルライトの解消方法の一つです。
エステに行って脂肪やセルライトを取るとなれば主に行われるのはキャビテーションで、キャビテーションは脂肪が付きやすいお腹以外にも、太ももや二の腕など様々な部位に効果的で部分痩せに適しています。
キャビテーションとは、ある周波数の超音波を脂肪に当て脂肪を分解する痩身方法です。
すでにエステに行ってキャビテーションの効果を実感した人は、自宅でもキャビテーションをやりたくなるかもしれません。
それはエステに通う費用や時間もそうですが、キャビテーションの効果がいつから出るかという事にも関係し、効果が出るのは1回と言うより最低5回などとある程度の回数が必要な場合があるからです。
キャビテーションの効果はEMSとは違います
キャビテーションは超音波により脂肪を分解し、血液やリンパにより体の外に分解された脂肪を流しだす痩身法です。
なので簡単に言えばこの超音波の周波数により、キャビテーションの効果が違ってくるといえます。
それは使用する周波数により、脂肪の振動が違ってくるからです。
キャビテーション40khzの効果
次の動画では周波数1メガヘルツ(MHz)と40キロヘルツ(kHz)のキャビテーションの違いを水で実験しています。
40kHzの方が水が大きく揺れているのがわかります。
キャビテーション1Mhzの効果
豚バラ肉を脂肪に例えキャビテーションの実験を行ったのが次の動画です。
お肉の脂肪が溶け出しているのがわかると思いますが、これがキャビテーションの効果です。
キャビテーションとEMSの効果の違い
最近流行りのシックスパッドなどはEMSと言われ、これは電気の刺激により筋肉を勝手に動かす事により脂肪を落とす方法なので、キャビテーションとはちょっと違います。
エステではキャビテーションとEMSの両方を行うところが多いのは、この違いがあるからです。
EMS:筋肉に作用する。
キャビテーション:脂肪に作用する。
エステにある業務用機器の周波数
では本格的なキャビテーションが行えるエステではどんな機器を使っているのでしょう?
エステで使っているキャビテーションの業務用機器と同じ周波数の物を使えば、何となく同じ様な効果があると思いませんか?
ではエステで使っている業務用機器をちょっと見てみましょう。
【たかの友梨】
画像から判断すると、使っている機器は多分「キャビプレミアム」。(確かではありません)
キャビプレミアムの周波数は28〜65キロヘルツ(kHz)です。
【シーズラボ】
画像を見ると使っているキャビテーションの機器は多分「キャビフル」。(確かではありません)
ホームページに周波数は27kHzと書かれています。
その他キャビテーションの業務用機器をいくつか見ると
- キャビリポ:25kHz
- スリーマックスビューティー:36kHz
- キャビラボR4:40kHz
- メガソンビューティー:36/32khz
- キャビエスト:40kHz
キャビテーションの業務用機器を調べていると、最も痩身効果が高いと言われている周波数は36kHzや40kHz周辺という記載もあり、確かに上の機器を見ても周波数が36kHz〜40kHzのものが多い様です。
上の実験動画も周波数40kHzで比較していますね。
これは機器選びの目安になり、キャビテーションの家庭用でも効果があるのか見極めるポイントにもなります。
自宅用機器の比較と周波数の違い
では、実際に自宅でできる家庭用キャビテーション機器の周波数を比較して見ましょう。
商品名 |
販売メーカー |
キャビテーション周波数 |
価格/仕様 |
---|---|---|---|
ボニックプロ(PRO) | 健康コーポレーション |
非公開 (ボニックは1,000kHz) |
本体 18,000円
ラジオ波不明 |
キャビスパRFコア | ヤーマン | 330kHz |
本体 34,000円
ラジオ波1MHz |
美ルルキャビアップ | ビューティフルエンジェル | 330kHz |
本体 29,800円
ラジオ波1MHz |
キャビプラス | マインドエッジ | 333kHz |
本体 49,800円
ラジオ波500kHz |
キャビプラス2017(RF) | マインドエッジ | 3,000kHz |
本体 49,800円
ラジオ波1MHz |
キャビリッチ | 協和医療器 | 500kHz |
本体68,000円
EMS有り |
家庭用キャビテーション機器の口コミなどを見るのも良いとは思いますが、実際の効果を考えると周波数は大事です。
そこで、キャビテーションの家庭用人気ランキングなどから機器を調べたところ、意外にも40kHzに近い周波数の物は無いようです。
もし、より40kHzに近い周波数で選ぶとしたら、キャビスパRF、美ルルキャビアップ、キャビプラスが330kHzなので、この3機種になりそうです。
この3機種の大きな違いは
- キャビスパRF:防水型でお風呂でも使用できる。
- 美ルルキャビアップ:赤色LEDがついている。防水ではない。
- キャビプラス:赤色LEDがついている。ラジオ波(RF)が低い。防水ではない。
赤色LEDはココ最近エステや美顔器でも使用される様になり美肌効果があると言われています。
家庭用キャビテーション機器を人気商品から選ぶとしたら
家庭用のキャビテーション機器の仕様がわかっても、どれを選べば良いか迷うかも知れません。
そこで、1つの目安として考えると、お風呂で使いたい場合は防水のキャビスパRF。それ以外はお値段と赤色LEDがついているという部分で美ルルキャビアップが良さそうです。
この美ルルキャビアップは値段も安いという事で、通販価格を調べたら少し注意点がありましたので参考にして下さい。
- 楽天:価格は29,800円だがついてくるジェルが専用の物ではなさそう。
- amazon(アマゾン):26,000円くらいからあるがジェルがついてこなさそう。
さらに最大の注意点は、正規販売店や代理店で購入しないと保証がつかないというころです。
オークションなどで購入しても保証の対象外になるそうで、これは人気があるのか類似品が出回っているタメでしょう。
しかしこれを逆に考えると「機器への保証やサポート体制がしっかり管理されている」と言え、そうなると安心して購入できるのは公式ページからという事になります。
公式ページだとお値段がさらに安く24,780円で、さらに専用のジェルが最初に2袋もついてきます。
ジェルは意外に大事で、機器にあった専用設計のジェルを使った方が効果的で機器を壊してしまう心配もありません。
またキャビテーションを行う時に塗るジェルは、キャビテーション機器のヘッドの滑りを良くするだけでなく、超音波を脂肪に届きやすくする効果も考えられています。
このタメ、しっかりしたジェルを選ぶのもキャビテーションの効果を高める方法の一つと言え、専用ジェルならまず間違いはないでしょう。
ではこの他にも楽天などのネット通販ショップなどで、周波数が40kHzの家庭用機器は販売されていないのでしょうか?
値段だけ見ると50,000円台からありましたがその他はほぼ10万超えで、それなら業務用を買った方が良さそうです。
周波数による効果の違い
でも本当にそこまで周波数にこだわる必要があるのか疑問に思うかもしれません。
しかし、キャビテーションの周波数の違いは体の奥の脂肪を分解できるかどうかの違いになってきます。
この図からわかるのは、業務用だとキャビリポは周波数が25kHzで他もほぼ40kHz周辺なので深いところの脂肪に届き、良く脂肪を分解しそうだと言う事です。さすが業務用です。
この周波数から考えると、人気の家庭用機器はキャビスパRFコア・美ルルキャビアップ・キャビプラスが浅い所の脂肪に届き、他の機器は顔や二の腕などの皮膚が薄い部分用と言う感じに考える事ができます。
そうなると家庭用の機器だと浅い所の脂肪だけで、あまり効果が無いのでは?と思うかも知れませんが、美ルルキャビアップの実験動画ではバターを溶かすほどの効果がある事がわかります。
キャビテーション家庭用(40khz)で安い機器
でもどうせやるなら効果的なキャビテーションがしたいという人に、キャビテーション周波数が40kHzで10万円以下の家庭用機器で比較的安いものをピックアップしておきます。
楽天にあるキャビテーション家庭用の周波数40kHzの機器
キャビテーションを自宅で効果的に行うならだいたいこれらの機器にしぼられてきますが、これらの機器は全て海外製で日本のメーカーで40khzの家庭用キャビテーション機器を販売しているところは無いというのが現状です。
日本製が安心だし説明書も日本語でなければ間違った使い方をして危険性もあるのでは?効果的な使い方が出来ないのでは?と心配な人は、先ほどの自宅用機器の比較で比較した機器という事になりますが、日本製ならやはり美ルルキャビアップという事になるでしょう。
また40khzの家庭用キャビテーション機器を探している人は、すでにエステでキャビテーションを受けていて自宅でもやりたいという人か、エステに行くと費用がかかるから家庭用でという人にわかれると思います。
そこで最後にエステでのキャビテーションの費用を比較しておきます。
キャビテーションが安いエステにはお試しやキャンペーンがある
では実際にエステでキャビテーションを受けるとした場合の費用を見ておきましょう。
参考として業務用機器の比較で取り上げた、たかの友梨とシーズラボの料金を見ておきます。
エステでは通常の施術にくらべるとキャビテーションは安いです。
たかの友梨のキャビテーション
たかの友梨のキャビテーションは「TAKAKO式キャビボディ」というコースがそうです。
このコースには部分キャビテーションと上半身か下半身どちらかのキャビテーションの2つのコースがあります。
キャビボディ(部分) |
キャビボディ(上半身か下半身) |
|
---|---|---|
ビジター料金(税抜) | 12,000円 | 21,000円 |
メンバー料金(税抜) | 10,000円 | 18,000円 |
所要時間 | 20分 | 50分 |
この値段は通常の価格ですが、たかの友梨のお試し体験を使えば、入会金不要の1,000円でリポキャビを使ったキャビテーションと吸引にEMSを受ける事ができます。
ただしお試し体験なので1人1回しか受ける事ができません。
(注:コース内容やお試し料金はキャンペーンの内容により変わる場合があります。)
この他にも通常コースで行われる21,000円の「TAKAKO式キャビボディー」も、50分3,000円でお試しできます。
これはなかなか魅了的な話ですが、こちらもお試し体験なので1人1回限りになっています。
シーズラボのキャビテーション
シーズラボでは「即効痩せ・キャビテーション」と言うコースがそうで、部分的なキャビテーションです。
費用は1回19,444円で所要時間は60分。
ネット限定で回数割引もありますが
こちらもお試し体験があり初回を5,400円で受ける事ができます。
ただし2回目からは会員にならないと予約はできません。
これらを見るとエステでキャビテーションを行う費用は、お試し体験やキャンペーンを利用しない場合は1回がおおよそ20,000円くらいと考えて良いでしょう。
エールのキャビテーション
そんな中エールが行っているキャンペーンはキャビテーションとスリミングの60分コースを3回受けられ5,400円になっていて、一回あたり1,800円になります。
この他にも60分コースを1回だけ受けられるコースも有り、こちらは2,000円になっています。
【AILE(エール)】レディースボディケア体験コースのページ
高いと思っていたエステでのキャビテーションですが、お試しコースが用意されていたりして実はエステのキャビテーションでも安い利用方法があります。
さらにエステサロンだとキャビテーションの他に揉みほぐしでセルライトのケアもできるメリットがあります。
キャビーテーションを自宅でするなら違いを知っておく
エステサロンでは40kHzの機器よりさらに体の奥に届くと言われる、低周波数のキャビテーション機器が使われています。
この効果を味わった人なら、自宅でもキャビテーションをやりたいと思うのも無理はありませんが、キャビテーションの家庭用と業務用では効果が違って当たり前の話なので、自宅でキャビテーションをするならその違いを知り、自分がどの程度のキャビテーションを行いたいのか決めた上で機器を選ぶのが良いでしょう。
40khzマシーンやそれ以上のキャビテーションを体験してみたい人は、まずエステのお試しを利用してみるのも賢い選択かも知れません。